BMI(ブレイン・マシン・インターフェイス)
先日YouTubeで動画を観ていたら興味深い言葉が出てきました。
BMI(ブレイン・マシン・インターフェイス)。
テレパシーが現実のものになる日も遠くないようです。
参考YouTube 謎解き統計学 | サトマイチャンネル【Z世代】イントロがない曲でチートできる!?

BMI(ブレイン・マシン・インターフェイス)とは
BMIとは、脳波などを読み取りその命令でコンピューターを動かしたり、それとは逆に、コンピューターから神経に直接刺激を送ることで、感覚器を介さずに人に視覚や味覚等を与える技術や機器のことです。
「Brain machine Interface(ブレイン・マシン・インタフェース)」の略称である。ブレイン・コンピューター・インタフェース(BCI)と呼ぶ場合もある。高齢者や障害者など、体が不自由な人のコミュニケーションデバイスとしての期待が高く、社会実装に向けた技術開発が進んでいます。
BMIは大きく、外科手術によって頭蓋に電極を埋め込む侵襲式と、頭蓋骨の開頭を伴わない非侵襲式に分けられる。
侵襲式BMIの代表企業とされるNeuralink(ニューラリンク)は、米テスラの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏が2016年に設立したスタートアップ。設立から数年で、脳活動を計測する小型埋め込み式デバイスを発表するなど、早い速度で研究を進めています。
2021年4月、マスク氏は同社の最初の製品について、「麻痺のある人も自分の意思だけで、健常者の親指よりも早くスマホを使えるようにする」とツイートし、話題を呼んでいる。これまで動物実験を進めてきたが、2021年中のヒトによる臨床試験の可能性も示唆している。
2022年
Neuralink(ニューラリンク)は2022年8月、国際会議「SIGGRAPH 2022」(カナダ・バンクーバー、8月8~11日開催)に出展し、脳直結型デバイスを埋め込むための試作装置を披露した。
自動で脳に電極を刺すための装置で、「脳電極実装機」のような代物だ。同社は同デバイスを埋め込むための外科手術用ロボットを開発している。この装置はこのロボットに向けて開発中のものである。
引用記事「脳に電極埋め込むマスク氏のBMI企業、CG学会で実装機披露の不思議」

最初にBMIに触れたのは「逆襲のシャア」
私が初めてBMIの概念に触れたのは、1988年のガンダム作品「逆襲のシャア」でした。
この作品には、それまでなかった「ファンネル」という武器が登場します。
「ファンネル」は、空中に放ち、脳波でコントロールする武器なのですが、当時は「どこでもドア」くらい架空のもので、非科学的なものだと思っていました。
その後、エヴァンゲリオンのパイロットにも脳波感知装置が付けられていたり、現実にも脳波を使ってコントロールするドローンが登場するなど、脳で直接コントロールすることが比較的身近に感じられるようになりました。
今考えてみれば、逆襲のシャアの富野由悠季監督が、そんな荒唐無稽で非科学的な装置を登場させるとはずはないのですが、当時は子供だったこともあり、理解できませんでした。
これからのBMI
BMIの研究もさらに進み、脳波でマシンをコントロールすることも、テレパシーの様に意思疎通することもできるようになり、いろいろなものが便利になるでしょう。
しかし逆に言えば、言葉を発さなくても、脳から直接情報を取ることができるということで、はっきりした根拠はないのですが何となく、パンドラの箱の様な恐怖感があります。
最初は採掘現場で大活躍したが、後世では武器に転用され、大量に人を殺めるものとなってしまった「ダイナマイト」ようにならないことを願います。